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Raycastのクリップボード履歴|連続ペーストの設定と使い方

RaycastのClipboard HistoryとPaste Sequentiallyの操作画面 生産性
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資料を作るとき、ブラウザから項目を一つコピーし、別のアプリへ移動して貼り付ける。この往復が何度も続くことがあります。

RaycastのClipboard Historyを使うと、過去にコピーした内容を検索して再利用できます。複数の項目を順番に貼り付けたいときは、Paste Sequentiallyコマンドも使えます。

Clipboard Historyでできること

macOS標準のクリップボードは、新しい内容をコピーすると直前の内容が置き換わります。RaycastのClipboard Historyは、コピーしたテキスト、画像、ファイル、リンクなどを履歴として扱います。

次のような場面で便利です。

  • 少し前にコピーした文章をもう一度使う
  • URLやファイル名を検索して探す
  • 複数の項目を先にコピーし、あとから貼り付ける

パスワードや個人情報をコピーすることもあるため、保存期間や除外アプリはRaycastの設定で確認しておきます。

履歴から一件を貼り付ける

  1. Raycastを開く
  2. Clipboard History を検索して起動する
  3. キーワードを入力して履歴を絞り込む
  4. 貼り付けたい項目を選び、Enterを押す

頻繁に使う場合は、Clipboard Historyコマンドへ専用のHotkeyを割り当てておくと呼び出しが簡単です。

複数の項目を順番に貼り付ける

現在のRaycastには Paste Sequentially というコマンドがあります。以前の記事で紹介していた Shift + Enter の操作は現行の公式手順ではないため、ここでは専用コマンドを使います。

例として、項目A、項目B、項目Cを別々の入力欄へ貼り付けます。

  1. 項目A、項目B、項目Cの順に Command + C でコピーする
  2. 最初の入力欄にカーソルを置く
  3. Raycastで Paste Sequentially を実行する
  4. 次の入力欄へ移動し、同じコマンドをもう一度実行する
  5. 必要な回数だけ繰り返す

公式ドキュメントによると、コピーした項目は新しいものから順に貼り付けられます。上の例では項目C、項目B、項目Aの順です。貼り付けたい順序から逆算してコピーしてください。

一定時間が経過するとシーケンスはリセットされます。途中からやり直す場合は Reset Paste Sequence を実行します。

Hotkeyを割り当てる

毎回コマンド名を検索するより、Paste SequentiallyへHotkeyを割り当てたほうが使いやすくなります。

  1. Raycast Settingsを開く
  2. Extensions からClipboard History関連のコマンドを探す
  3. Paste Sequentially のHotkey欄を選ぶ
  4. ほかのアプリと重ならないキーを登録する

私は、まずClipboard Historyだけを使い、連続入力が多い作業で必要になってからPaste Sequentiallyを追加するのが扱いやすいと思います。

Raycast全体のショートカットも整えたい場合は、RaycastのHotkeysとQuicklinksの設定例も参照してください。

使うときの注意

クリップボード履歴には、メールアドレス、認証コード、顧客情報などが含まれる場合があります。共有Macでは使わず、保存期間を必要以上に長くしない運用が安全です。機密情報を扱うアプリは、Raycast側の除外設定も確認してください。

参考資料

更新履歴

  • 2026-10-04: 改稿内容を追えるよう、更新履歴を追加
  • 2026-09-23: 現行の公式手順を再確認し、古い Shift + Enter の説明を Paste Sequentially へ修正。貼り付け順とリセット方法を追記
  • 2026-02-08: 初版公開
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